町内の指定文化財
1 国指定史跡『日の出山瓦窯跡』
奈良時代前半ごろに国府多賀城の創建瓦を焼いた窯跡で、現在A~Fの6地点で分布が確認されています。そのうち昭和44年に発掘調査が行われたA地点では7基の窯が並んで発見され、その重要性から昭和52年に国の史跡に指定されています。
2 県指定史跡『念南寺古墳群』
古墳時代中期に造営されたと考えられる、長さ56メートル、高さ7メートルの前方後円墳です。平成9年に墳頂部の発掘調査が行われ、石棺や埴輪列が発見されています。
3 県指定有形文化財『木造円光大師像』
町内王城寺地区の永寿山往生寺に安置されている、浄土宗の開祖「法然上人」の彫刻(木像)です。
鎌倉時代の作とされ、県の有形文化財に指定されています。
宮城県指定有形文化財『木造円光大師像』資料 (PDFファイル: 122.3KB)
4 船形神社『木造十二神将立像』
平成24年12月3日に指定。小栗山地区の船形神社の社殿に安置されていた「十二神将」の木造です。
十二神将は、薬師如来およびその信仰者を守護するとされる十二体の武神で、昼夜の十二の時、十二の月、または十二の方角を守るとされ、それぞれに干支が当てはめられています。船形神社の十二神将像の頭部にも、干支を表す獣面や獣体がのこっています。
この十二神将は、平成25年のご開帳で42年ぶりに姿を見せる船形神社のご神体を護るものなのでしょう。ご開帳の際には、新築された社殿にご神体とともに納められています。
この記事に関するお問い合わせ先
色麻町 生涯学習課
〒981-4122
宮城県加美郡色麻町四𥧄字北谷地142番地
(色麻町農村環境改善センター内)
電話番号:0229-65-3110
問い合わせフォームはこちら
公開日:2021年02月13日
更新日:2024年05月02日