空き家等の利活用及び除却の推進に関する協定について

公開日:2022年11月16日

更新日:2024年04月05日

FANTAS technology株式会社、株式会社クラッソーネと「空き家等の利活用及び除却の推進に関する協定」を締結しました

空き家利活用協定

締結の経緯

クラッソーネとFANTAS technologyは、社会課題化している空き家に対して公民連携での取り組みを強化しており、各社の取り組みが令和3年度・令和4年度の国土交通省「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」に2年連続で採択されています。モデル事業の取り組みとして、クラッソーネでは最短1分で解体工事の概算費用を把握できる「解体費用シミュレーター」を活用した空き家対策事業を、FANTAS technologyでは、空き家の価値を算出し、修繕や売却など利活用を促進する「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」を行っています。

今回、物件調査の技術をもつFANTAS technologyと、解体についての知識や経験のあるクラッソーネが相互に連携することで、色麻町の抱える空き家の適切な活用・除却を促進することを目的として、令和4年11月14日に協定の締結に至りました。

 

本協定の締結により、FANTAS technologyとクラッソーネ、色麻町の三者で、空き家の物件調査から利活用、解体までをワンストップで提供します。

空き家がもつ資産価値や将来性を物件調査で可視化し、解体が必要な場合にはシミュレーターで概算費用を提示することで、空き家所有者が利活用や解体の検討から実行までを一気通貫で行える環境を整えます。これらの取り組みを通じて、色麻町内の空き家の利活用促進や管理不全空き家等の発生を予防します。

協定に基づく主な取り組み内容

FANTAS technologyによる取り組み

 

(1)色麻町内の空き家の所有者に対し、現地調査を実施し、活用方法や資産価値、利活用に伴い発生するリフォーム費用を算出したレポートを作成し提供します。

(2)調査を実施した空き家の所有者のうち利活用希望者に対し、空き家物件プラットフォーム「FANTAS repro」を通じた売却や活用を支援します。

(3)町民や空き家の所有者からの相談に対し、FANTAS technologyのサービスや情報、その他事業者(地域の不動産事業者等)と連携し対応します。

クラッソーネによる取り組み

空き家処分の進め方を示した印刷物(フライヤー)

(1)色麻町内の空き家の所有者に対し、解体の概算参考価格を提示する「解体シュミレーター」を紹介します。

(2)町内の空き家所有者等への啓発のため、空き家の処分に関する冊子(フライヤー)を提供します。

(3)町民や空き家の所有者からの相談に、クラッソーネのサービスや情報を活用し対応します。

この記事に関するお問い合わせ先

色麻町 地域振興課

〒981-4122
宮城県加美郡色麻町四竃字北谷地41番地
電話番号:0229-65-2123

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